先日、「管理会計とExcel分析で経営支援」というセミナーを拝聴しました。
少し前に管理会計に関する書籍も読んでいたので理解がしやすかったです。 www.lib-arc.com
半分は管理会計のことでしたが、残りの半分はExcelを分析に使う機能についてのお話でした。
Excelの機能について解説したサイトはいくらでも見つけることができますが、
どういった分析が必要で、そのために必要な機能がどこにあるのかということを聞く数少ない機会ではないかと思いました。
登壇者はyoutubeもされているとのことです。
管理会計を起点とした経営支援研究会
www.youtube.com
メモしたポイント
以下は、気にとめたポイントです。
- 決算書はルールが決まっているため必ずしも実態を表しているとは言えない。
- 管理会計は正確性は求められない。
- 管理会計は、会計ソフトでなくてExcelで十分。
- 変動費と固定費をわけるとシミュレーションできる。
- 売上高が2倍になったら利益が2倍よりも多くなる場合がある。
- 分解思考
- 犯人探しをするためにいろいろと分解する
- 財務会計は銀行が使う。見ても改善をしないから。
- 管理会計は、どこが問題か見つける。
- 集中と選択しないといけない。
- 資産利益率ROA=資産回転率x売上高利益率と分解することができる どっちのアプローチでやるか考えることができる。 もっと分けてもいい。
- 利益が上がっても、お金がない =>キャッシュフロー
- 標準偏差 =>ぶれのこと =>ぶれはリスク
- 分布 裾野が広いと、どのくらい仕入れるかわからない。 尖るとリスクが少ない。
- ヒストグラム 平均は存在しない。
- 変動費と固定費の分け方 最小自乗法 グラフ作って数式を表示
- 1月、8月は休みが多いため異常値が出やすい グラフを作るときは注意
- Excelのテーブル作成 集計行も自動で作成される。
- ピボットテーブル スライサー機能>3軸目
- マトリックス作り方 分布図に平均値で補助線をいれる。 4象限にわけれる。
- ロの字から田の字にして分析
- ヒストグラム ソルバーのアドイン
- 異常値があると、それは再現性があるか判断しないといけない。 再現性があるとおいしい。
- 基本統計量 標準偏差などの分析を一度に出してくれる。
- 感度分析 何を1ポイント動かしたらどうなる。
- ソルバー 制約条件での意思決定
- 重回帰分析 複数の要因から予測する